2020年3月16日、米アマゾン・ドット・コムで新たに10万人を追加雇用すると発表しました。
この時期に追加で10万人も採用する職種とは一体どんな内容でしょう。
また、なぜこの時期に需要が増えたのでしょうか?
アマゾンで10万人を追加採用するのはどんな職種?
この時期の労働需要は前例のないもの!
Amazon.com, Inc.(アマゾン・ドット・コム・インク)は、アメリカ合衆国・ワシントン州シアトルに本拠を構えるECサイト、Webサービス会社になります。
ネッ注文した商品を配送してくれるのは、とても便利です。
このアマゾンが、10万人の追加採用すると発表がありました。
10万人というと、2019年末時点でのグローバルの従業員数は約80万人。
その全従業員の10%以上の人数が増える事になります。
アマゾンでは、年末商戦などで一時的に採用を増やすケースはあるそうです。
しかしこの時期の追加採用に関しては、デーブ・クラーク上級副社長によると・・・
「この時期の労働需要(の増加)は前例のないものだ」
とコメントしてます。
ものすごい数の人数が増えますが、どの職種が人手不足かというと・・・
追加採用の対象となるのは「フルフィルメントセンター」と呼ぶ物流拠点や、傘下の食品スーパー「ホールフーズ」における出荷・配達業務が中心となる。クラーク上級副社長は自社のネット通販サービスについて「需要の大幅な増加がみられる」
主に、物流拠点や、食品の出荷・配送業務が必要になるようです。

また、時給のアップが半端ないです。
アマゾンは採用拡大に向け、時給労働者の給与を米国やカナダ、欧州で一時的に引き上げた。これまで最低時給を15ドル(約1590円)としていた米国では4月末まで最低時給を2ドル増やして17ドルに引き上げたほか、欧州連合(EU)諸国でも時給を約2ユーロ(約240円)増やした。北米と欧州における報酬の増加額は合計で3億5000万ドル(約370億円)以上になるとしている。
一気に、こんなに自給が上がったら、日本なら大喜びになりそうですね。
なぜこの時期に需要が増す?
コロナウイルスの影響!
なぜ、この時期に10万人もの追加採用を発表したかというと、新型ウイルスの影響になります。
連邦政府や地方政府がの感染拡大を抑えるため外出を控えるよう求めている現状です。
そうなると、ネット通販や食料品の宅配サービスの需要が高まっているのです。
現時点で、一部の配送業務に遅れが生じているそうです。
また、特に高齢者や健康上の問題を抱えている人々にとっては、更に外出を控えようとします。
必需品を玄関先で受け取れることはとても便利で不可欠な事というのです。
様々な意見が!
そんな事情があり、世間ではこのような様々な意見がありました。
アマゾン、10万人追加採用ですか 内定切れされてたり、会社の経営破綻で失業者が出てる現状です なので、救世主と言えるのではと思いますね
新型コロナで日本でも似たようなことが起こりそう
売上が下がるところもあれば、上がるところもあるね・・ 一時的かもしれないけど雇用が生まれる事は良い事。 コロナショックが終わった後の対応を見据えてどう動けるかだなぁ
今後、実店舗が営業再開されたら、この10万人の肉体労働者たちはどうなるんだろう…。
確かに、この現状が落ち着いた頃の事も気になるとこです。
まとめ
アマゾンでの10万人追加採用での需要がある業種は、主に物流拠点や出荷・配達業務が中心でした。
新型ウイルスの影響による外出を控え、ネット通販や、食料品の宅配サービスの需要が高まっていくことを見極めての追加採用でしたね。
今後の日本の企業の動きも気になるとこです。
また、この状況が早く落ち着く事を願います。