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痛くないインフルエンザ感染予防!鼻にスプレーするだけ!数年後に実現か?効果は?

2019年11月、痛みがないインフルエンザの感染予防ができる日がくるかもしれないというニュースが飛び込んできました。

鼻にスプレーをするタイプです。

どんな感じなんでしょう。

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痛くないインフルエンザ感染予防!鼻にスプレーするだけ!

数年後に実現!?

2010年、臨床研究にて国立感染症研究所の長谷川秀樹室長の人達と、阪大微生物病研究会の研究チームが、インフルエンザワクチンを鼻の粘膜に吹きつけて、ウイルスに対する免疫が高まる効果を確認してました。

鼻に吹きつけたのは「A香港型」の季節性インフルエンザワクチン。20~60歳代の健康な男性5人の鼻の粘膜に吹きつけ、免疫の効果を示す抗体の量を調べた。3週間の間隔をあけて2回吹きつけたところ、鼻汁に含まれる抗体がウイルスの感染予防に十分とされる量まで増えた。また4回噴射すると、血液中の抗体も増加した。男性にはワクチンによる副作用は見られなかった。

あれから大規模な臨床研究を実施し続け、臨床試験(治験)も進めていました。

そして2019年7月に、人に予防接種して安全性と有効性を調べる治験が終わったそうです。

鼻にスプレーするだけで、インフルエンザの感染を防ぐ国産の経鼻ワクチンを開発しました。

近々、国に承認申請するそうです。

鼻にスプレーするインフルエンザ予防!効果は??

注射による接種に比べて感染予防の効果が高い

鼻にスプレーするワクチンは、以前の予防接種ワクチンに比べて、効果が高いそうです。

鼻にするワクチンは、ウイルスが最初に感染する鼻粘膜で、十分に抗体を増やすそうです。

また、インフルエンザは遺伝子が変異しやすく、毎年ワクチンを作り直す必要があります。

しかし鼻へ噴射すれば、複数の種類の抗体が増えるため、多少の遺伝子変異でも予防効果がありるとの事です。

これは、注射による接種に比べて感染予防の効果が高そうです。

経鼻ワクチンは既に米国で広く使われているが、国産品は初。承認されれば、数年後に痛みを伴う注射をしなくても、インフルエンザを予防できる時代が来るかもしれない。

こちらが申請する、病原性をなくしたウイルスを利用した不活化ワクチンで、細いスプレー容器に入ったワクチンを、鼻に差し込んで噴射するタイプだそう。

数年後が楽しみです。

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まとめ

数年後にこの鼻スプレーが実現したら、毎年怖かったインフルエンザの予防接種が苦痛でなくなります。
 

嬉しい事ですね。

 

 

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